

クレモーナにおける弦楽器製作の真髄
マルコ・ヴィニーチョ・ビッソロッティ 著
川船 緑 訳
ノヴェチェント出版
160ページ
第1部
人間と音楽
ヴァイオリン発生周辺事情
年表
第2部
16-18世紀クレモーナの古典的弦楽器製作小史〜その黎明から衰微まで〜
第1章 アマーティ一族 〜クレモーナの弦楽器製作の起源〜
第2章 グヮルネーリ一族 〜新しい響きの探究〜
第3章 ストラディヴァーリ一族 〜往年の弦楽器製作における探究的表現〜
第4章 ルッジェーリとベルゴンヅィ 〜しばしば“二流”と見なされる弦楽器製作〜
第3部
著者略歴
ビッソロッティ家 〜クレモーナの伝統的製作法の復興〜マルコ・ヴィニーチョ・ビッソロッティ Marco Vinicio Bissolotti
イタリア(クレモーナ)の弦楽器製作者。1956年に生まれる。1960年代の終わりごろ父の工房に通い始め、クレモーナにおける伝統的な弦楽器製作の復興が様々な点で困難であったその当時に父が製作していたバロック楽器に魅せられる。こうして楽器製作の世界に入ったのち、大学進学を希望して工房を離れ、1981年、パードヴァ大学の心理学科を卒業。大学で修めた社会学、文化人類学、古代史には現在も深い情熱を抱いている。1990年代の初めに父の工房に戻り、製作業に専心することを決意して現在に至る。1999年に、父親であり師でもあるフランチェスコ・ビッソロッティを語った「Francesco Bissolotti〔フランチェスコ・ビッソロッティ〕」を著わす。クレモーナの弦楽器製作の歴史に絶えず関心を寄せてきた製作者である。